
6年前の今日は何の日か知ってる?
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6年前の今日はFAカップ決勝でハルシティが頑張った日です

そう、6年前の今日はFAカップ決勝でハルシティが頑張った日です!
いやぁ、あれからもう6年か…
時の移ろい早すぎ…
その翌年、アーセナルはヴィラに勝ち、2017年にもチェルシーを下し、ボスがFAカップ通算7度目の優勝達成という偉業をなしとげるわけだけれども、
それよりも鮮明に覚えているのが、このハル・シティ戦なのです。
だってすげぇ頑張ったんだもん、ハル。
残念ながら、春は来なかったわけなんだけども、間違いなく頑張った。
でもなんでそんなハル推しなん??
と、最近このブログをご覧になった方は「???」続出だと思いますので、ざっくり説明すると、
ダフ屋から届いたチケがハル側だったのです。

たしか、3、400ポンドくらいしたのかな?
(そん時の記事みたら420ポンドだって!マジか!!)
席はハルっぽい感じで書いてあるけど、もしかしたらワンチャン中立的な席かもしんないじゃん?(ウェンブリーってあんのよ、そーいう席)。
そんなの入るまでわかんないからさぁ、とりあえずわっくわくしながらウェンブリーに向かったよね。



でも、ゲート的に明らかに方向性が違ったよね。。。

脱ぐよね。。。

ついてくよね。。。

座るよね。。。

振らねーよ!!!!!!!!!!!
それは振らねえ。
でもさぁ、ハルさん、ほんと頑張ったのよ。
頑張った。
先制点とか盗っちゃってさぁ…

大爆発のゴール裏で座ってんの俺だけよ、
俺だけ…
まぁ最後は2-0からの大逆転でアーセナルっていうクラブが最強を証明してしまうんだけれども、、、

それでも俺はね、1日でも「ハルの人」になって良かったと、そう思ったのです。
もちろん、後悔はあります。
それは「ハルの人の席をひとつ奪ってしまった」という後悔。
ロンドンやビッククラブ以外のサポーターってのは、我々とは全く違った毛色の人たちでした。

生まれた時から「おらが村のサポーター」という運命を授けられながらその町で育ち、親父に連れられスタジアムで洗礼を受け、やがては自分が親となり、自らが子供を連れて共に熱狂し、そして最期は「死んだらスタジアムに骨を巻いてくれ」と笑いながら天に昇る。
「Till I Die」という言葉があるように、嘘偽りなくクラブという存在が人生の全てであり、クラブのために生き、クラブのために死ぬ。
貧乏で何もない町だけれども、クラブだけが唯一の希望。
そういう人たち。
たとえ負けたとしても、それは彼らにとっては希望でしかない。

1部だろうが2部だろうが、それはさほど重要じゃない。
そこにあり続けてくれさえすればいい存在。
それがフットボールクラブ。
NETFLIXに「Sunderland ‘Til I Die」というドキュメンタリーがあるので、イングランドのクラブサポの人生観に興味のある方は是非観ていただきたいのですが、
その冒頭、教会で神父さんの「病める時も健やかなる時も、どんな困難な時もサンダランドを応援し続けます、アーメン」ていう冗談みたいなシーンから始まるんだけど、地方のクラブの存在というのはまさにそれで、大都市のそれとはちょっと違うというかね。
これは決して、大都市やビッククラブのサポがニワカだって言ってるわけじゃなくて、
もちろんアーセナルでも、リバポーでも、ユナイテッド、シッティのサポだってガチだし(きっと鶏サポの中にもガチな人はいると思う)、そこで生まれ、育ち、運命づけられた人もいれば、俺みたいな、途中参戦の人間も立派なサポだと思う。
でもハルシティのようなサポーターには、「2部に落ちても『ありがとう』と言えるクラブの存在意義」があるのです。
試合終了後のスタンディングオベーション。
なんかこれ、自分たちのチームだけじゃなく、アーセナルに対しても拍手してるように思えたんですよね…
そんな愛のど真ん中にある、貴重な一席を奪ってしまったことへの後悔。
その時の記事にはこう書いています。
俺はたまたま住んだ場所がエミレーツ近くだったことで、こうしてアーセナルをサポっています。
そんなたまたま恋に落ちたクラブが、こんなにも容姿端麗で、誰からも愛されるとてもステキなクラブだった事は、本当に、心底ラッキーだったとも思います。
でもこうして、初めて、ブサイクで、それほど魅力的でもない「格下」と呼ばれるクラブ側で観た、この地獄のように素晴らしい経験は、改めて、イングランドのフットボール文化の奥深さを実感させてくれました。
2位でもいいんだ。
そういうクラブがこの世に存在する衝撃は、おそらくこの経験なしでは一生知りえなかったかもしれません。
町ぐるみ、いや村をあげて応援しているクラブが、このイングランドには星の数ほどあって、サポーター1人1人が、皆それぞれの想いを胸にサポートしている。
Football is My Life.
俺はその日、世界の中心にいたにもかかわらず、愛を叫ぶ事は出来ませんでした。
そして目の前で決まった我が軍の優勝も、まるで遥か遠い国の出来事で。
しかし、ただひたすら、黙々と選手に拍手を送り続けるハルサポの、とても晴れやかで純粋な横顔を眺めながら、改めてプレミアを、いや、フットボール文化の素晴らしさを噛み締められた事は、プレミアの「いちサポーター」として、本当に尊い経験だったと思うのです。
420ポンド、プライスレス!
ハルシティありがとう!
そして、とっとと一部上がってこい!!
P.S.
俺、その日宇宙一自粛した人間だと思います。
それがあるから今の自粛生活なんてどってことないです!





コメント
あんときゃバーミンガムが頭よぎりました
カッソのパーソナリティで勝ったようなもんです
ほんのささやかな、でも誰のものでもないプライドみたいなものでしょうか
私達だってアーセナルによって視座が養われた部分はあると思うんですよ
だからこそ個人的には前任者の退屈なサッカーやサンジェイの立ち振舞いは受け入れ難いんですよ
まさかアーセナルと精神的に距離を置く日がくるなんて思ってませんでしたから
アルテタが良識あるかたちで戻ってきてよかったです
勝っても負けても、クラブとしての考えをもって勝利を目指して最善を尽くしてくれればいいんですよ
放送さえしてくれれば
当時も楽しく拝読し、心動かされましたが、今回も感慨深く読ませていただきました。
こういうときこそ歴史を振り返り噛み締めて、これからにつなげたいですね。
[…] 6年前の今日はFAカップ決勝でハルシティが頑張った日です俺が1日だけ春の人になった、あの日の話をしてみようと思うよ。www.arsenal-monkey.com2020.05.17 […]