
時は来た。それだけだ。

シティの有罪がほぼ確となり、蝶野のようにニヤニヤしている方が大半だと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
114件という数字を見た時の、俺の嘘偽りない率直な感想は、
え?
1件の間違いじゃなくて???
てか、
どーせ飛ばしでしょ?????
これ。
だってこの問題、「アブダビ政府と英国政府」の外交レベル案件だったはず。
「クラブに手を出したら英国への資金を引きあげる」とかいう、政治的圧を絡めた、脅し紛いの状況だったんですよ。確か。
これは決して俺の妄想ではなく、宇宙一安心と信頼のあるフットボールメディア『The Athletic』が報じていた内容だったと記憶。
この記事を書いてる間、「アブダビの政治的圧」のニュースが出てきたけど、
🚨 Emirati officials have warned the UK Government that the severity of the ruling against Manchester City could impact the UAE’s appetite for future major investment and commitments in Britain, with the situation now affecting relations between the two countries. 🇬🇧🇦🇪
UK… pic.twitter.com/TXgqWLVeT2
— Transfer News Live (@DeadlineDayLive) October 2, 2026
このニュースが出るずっと前から言われていたことで、だからこそプレミアも手出し出来ず、なかなか裁定が出ないと言われていました。
てなわけで、もし判決が出るにしても、なぁなぁで終わるんだろなぁと思っていたわけですよ。
(てかこの状況下でも、どーせいつものアレでしょ?とは思ってる)
実際問題、まだ実刑が確定したわけでありません。
とはいえ、これはプレミアの根幹を揺るがす大スキャンダル。
俺もニワカながらも片足突っ込んでるサポとして、今の現状は?ここからどういう展開が予想されるのか??グーナーとしてのお気持ち表明など、有罪を記念し、俺のケジメも含め、まとめてみたいと思います。
マンチェスター・シティが114件の有罪判決
第一報は我らがオーンステイン神からのリークでした。
🚨 EXCLUSIVE: Manchester City found guilty on virtually all charges relating to breaches of Premier League financial regulations. #MCFC expected to appeal against verdict issued by independent commission. Sanctions undecided, process ongoing @TheAthleticFC https://t.co/Muxqp4beK9
— David Ornstein (@David_Ornstein) September 25, 2026
【独占】マンチェスター・シティはプレミアリーグの財務規則違反に関するほぼすべての容疑で有罪判決。当該クラブは独立委員会が下した判決に対して控訴する見込み。制裁に関しては未定。
「シティの115件と言われていた罪状のうち114件が有罪判決」というフライング発表。
その後、プレミアリーグがマンチェスター・シティの114件の有罪を公式発表。
The Premier League’s independent commission has concluded Manchester City’s income was overstated by more than £830m between 2009-10 and 2017-18, with owner funding incorrectly recorded as commercial sponsorship income. pic.twitter.com/lf4OvheeWM
— Match of the Day (@BBCMOTD) September 29, 2026
つまり、無実は1件のみ。
むしろその一件が気になる。
という俺みたいな変態もいるとは思いますが、それはさておき、
内容はロマーノ神のリーク通りですが、ざっくりまとめると、下記の内容。
独立委員会は、マンチェスター・シティFCが9シーズンにわたるプレミアリーグの財務規則の重大な違反に関するすべての容疑、およびリーグの調査への協力義務違反に関する容疑の大部分について有罪であるとの判断を下した。
違反の内容は、当該期間中に複数のスポンサーと「偽装」の商業契約、リーグに対する協力義務違反などが含まれる。(違反内容は「シティ115件の内訳」を参照)
しかしやっぱり納得がいかないシティは控訴の姿勢で、実際10月2日に控訴しています。
シティ広報部からのコメンツ。
プレミアリーグの手続きは現在も進行中であり、完了すべき重要な要素がいくつか残っているため、詳細は語れないが、
当クラブは、プレミアリーグの理事会および執行部が、特定の利害関係の影響を受けず、独立した公平かつ公正な規制機関として振る舞うことを前提に、8年間にわたり適正な手続きを誠実に尊重してきた!
難しい表現でよくわかりませんが、
とにかく我々は、特別な利害関係を受けず8年間誠実にやってきた!!
みたいな感じ。
ですよねーーー。
「我々は、油水の如くじゃぶじゃぶやってきた!それの何が悪い!?」
とか死んでも言えないというか。いや、実際死ぬもんね…
シティが「金満犯罪者」として告発されるに至ったきっかけ
それでは何故シティが「金満犯罪者」扱いされるに至ったのか?
そのきっかけは、2018年11月ドイツのニュース週刊誌デア・シュピーゲル誌によるシティの財務文書のリークと言われていますが、源流を辿ると、大元の爆心地はポルトガル人のルイ・ピントという人物にたどり着きます。
It was in September 2015 that a website called Football Leaks rocked the sporting world, leading to a chain of events that resulted in Manchester City being found guilty of 114 charges of breaking Premier League financial rules.
Under the pseudonym “John”, millions of… pic.twitter.com/mJ0dRzlhqQ— Telegraph Football (@TeleFootball) September 30, 2026
ピント氏はいわゆるハッカーと呼ばれる存在で、2015年ごろから「Football Leaks」というサイトを運営し「サッカー界隈の隠れた側面」を暴くための活動を開始。不正に入手した、大量のクラブ、選手、代理人などに関する内部データを公開していました。
その中にこの「シティ115」が含まれていたわけですが、それをシュピーゲル誌が大々的に調査・報道し、今年の流行語になりうる「115(114)」という数字が公になったというわけです。
つまり、ピント氏がシティの内部資料を持ち込み、シュピーゲル誌がその引き金を引いたというわけです。
ルイ・ピントはいかにしてシティの極秘情報をゲッツしたのか?
ちなみにピント氏が不正に入手したとされるシティのインサイダー情報の画期的な入手方法も「The Atheletic」に暴露されていたのでご紹介。
いや、俺も不思議だったんですよ。
どうやってセキュリティの固いであろうメールサーバにアクセス出来たのか?
中にエージェントみたいなやつがいたのか???
とか思ってたら、ふつーーーーに、めっちゃシンプルなやつでした。
それがこちら。
It was a seemingly innocuous email, sent on a Wednesday morning in January 2017, that started everything.
Arriving in the inbox of a senior official at Manchester City, it appeared to have been sent by an employee from European football’s governing body, UEFA, and contained a…
— The Athletic | Football (@TheAthleticFC) October 2, 2026
そうなのです。
この世界を揺るがす一大スキャンダルのきっかけは、UEFA職員を偽装したしごできハッカー、ルイ・ピントによる「釣りメール」だったのです。
これにより、ピント氏はシティのサーバから数千通とも言われる大量のメールや文書を釣り上げ、シティの豪華客船を沈没寸前まで追い込んだというわけです。
さらにこのピント氏、シティだけでなく、PSGのスカウト問題、欧州スーパーリーグ構想から選手の税務問題、複雑な移籍契約、そして現FIFA会長のジャンニ・インファンティーノまで手を伸ばしてるので、実質的にサッカー界を敵に回したと言っても過言ではありません。
インファンティーノについての衝撃リークはこちら。
Back in 2014, there was a man who was already aware of the irregularities involving Manchester City. That man now runs FIFA. The infamous Gianni Infantino, then UEFA General Secretary, abused his authority, shared confidential documents and, in short, outmanoeuvred the…
— Rui Pinto (@RuiPinto_FL) September 30, 2026
2014年当時、マンチェスター・シティに関する不正行為をすでに認識していた男がいた。その男は現在、FIFAのTOPにいる。当時UEFA事務総長だった悪名高いジャンニ・インファンティーノだ。
彼は職権を乱用し、マンチェスター・シティとPSGと機密文書を共有。彼らの罪が単なる罰金で済むように、調査を回避させた。
インファンティーノはサッカー界の癌だ。
当然このピント氏、そんなことしてただで済むはずもなく、数々の違法アクセスや一件の恐喝で4年の執行猶予付きの懲役を喰らっています。
また、こんだけデカいところを敵に回していくら命があっても足りません。実際、2026年4月、ポルトガル・リスボンで外出した際に襲撃されるなど、身の危険に晒されています。
しかし当のピント氏は今のところピンピン。
シティの「114件の有罪判決」についてこんなコメンツ。
É uma decisão histórica para o futebol inglês e que vem coroar o trabalho por mim realizado através do Football Leaks. Hoje, todos sabemos que, através de manipulações estruturais e de manobras financeiras, o Manchester City não se limitou a contornar as regras, transformou-as…
— Rui Pinto (@RuiPinto_FL) September 25, 2026
これはイングランドサッカー界にとって歴史的な瞬間であり、私がFootball Leaksを通じて行った仕事の成果を飾るものです。
現在は誰もが知っていますが、構造的な操作と金融的な策略を通じて、マンチェスター・シティはルールを回避するだけでなく、競争の公正性に挑戦してきました。
この綿密に計算された詐欺はついに処罰の対象となり、その影響は単に混乱を招くだけでなく、シティファンにとっても壊滅的なものとなるでしょう。
運命の皮肉として、シティの監督としての最初の記者会見でペップ・グアルディオラが語った言葉を思い出さずにはいられません:「シートベルトを締めてください」。
ピント氏は、ベジェニキに続き、弱者である我々にとっては力強い味方と言えるのかもしれません。
とにかく死なないでください。
P.S.
シティの有罪が確定後、ポルトガル政府はピント氏の証人保護プログラムを解除。身の危険を感じたピント氏はクラファンを立ち上げ、安全な場所への逃亡資金として3mユーロ(5億円)を大募集!
On Wednesday, just hours after the verdict officially confirming Manchester City’s guilt, the Commission responsible for Portugal’s witness protection programme informed me of its decision to terminate my participation in the programme and withdraw my police protection, thereby knowingly placing me in a life-threatening situation. Given these circumstances, I have no alternative but to relocate, within the next few days, to an undisclosed location for an indefinite period of time, due to the multiple death threats I have received and the serious risk of an assassination attempt against me. For this reason, I have just set up a GoFundMe campaign and I am asking for everyone’s support to help me survive this serious situation created by the Portuguese State, which, as I have already stated, has knowingly decided to place my life at risk. I would like to take this opportunity to extend a special thanks to everyone who continues to support Football Leaks, and I can give everyone one guarantee: the fight will most certainly continue! https://t.co/drJqVeqo2V
— Rui Pinto (@RuiPinto_FL) October 2, 2026
見知った名前もあるので、是非みんなも参加してみてー♪
シティの財務規定違反を暴くキッカケとなったハッカー、ルイ・ピント氏の証人保護プログラム終了に伴い、生命の危険に晒される氏を守ろうとクラファンが立ち上がったようですが、寄付者の中に意外な名前が🤔 同姓同名、ってことで笑 https://t.co/OaPJ8FxfpJ
— numariø_x (@numario_x) October 3, 2026
シティ115件の内訳
さて、この度115件中114件に有罪判決が出たわけですが、「シティの115件」とは何だったのか?
その内訳をご紹介。
| 区分 | 件数 | 内容 |
|---|---|---|
| 財務違反 | 54件 | クラブの収入・支出など、正確な財務情報を提出しなかった疑い |
| 選手・監督への支払い | 14件 | 選手・監督への報酬について、正確な情報を提出しなかった疑い |
| UEFA規則・FFP | 5件 | UEFAのクラブライセンス/FFP規則への違反 |
| プレミアリーグPSR | 7件 | Profitability and Sustainability Rules (収益性・持続可能性規則)違反 |
| 調査への非協力 | 35件 | プレミアリーグの調査に必要な情報・資料を提供しなかった、または調査を妨げた疑い |
| 合計 | 115件 |
プレミアリーグ公式声明では、54+14+5+7+35=115という数字は掲載されていませんが、表に出ているのはこの数字となります。
この中でも、メインは54件の財務違反。
54件の財務違反
財務違反とは、シティがアブダビ系企業のスポンサーとの間で「Sham contracts(偽装契約)」を行い、収入を水増しした疑いです。(skysports)
委員会報告書で「偽装資金調達スキーム」と表現されているこのスキームは、シティのオーナーである油屋(アブダビ・ユナイテッド・グループ)が、アブダビ系のスポンサー (※)と手を組み、オーナーが裏で巨額のスポンサー料を支払い、それを商業収入として計上することで、売上を水増ししたというものです。
左が「スポンサー収入」 / 右が「オーナーによる水増し額」

17/18シーズンを例に挙げると、(アブダビ系)スポンサー企業との契約書には「スポンサーが£145m払う」と書いてあるのに、実際にはスポンサー企業が「£11」しか支払っておらず、不足分の「£134m」をシティのオーナーがポケットマニーで補填していた、という認定。
この期間、シティがアブダビ系企業からスポンサー収入として計上した金額は £949.94mですが、そのうち£830.69mが実質的にADUGからの資金だったと認定しました。
つまり、£949.94mのスポンサー収入のうち約£830.69mがオーナーによる偽装で、その比率約87%。
また、2009/10から2017/18にかけて商業収入として不正に計上された合計約830mポンドは、シティの移籍金支出1,200bnポンドの約70%に相当する額となっているわけですが、
実際、この水増ししたポケットマニーで、世界最高峰と言われる数々のスター選手を、高額な移籍金と高額給与を餌に手当たり次第乱獲。
その成果はすぐに現れ、2011/12シーズンには44年ぶりのリーグ優勝をゲッツ。その後もリーグ優勝2回、1度のFAカップ、リーグカップも3度制し、期間中7つのタイトルを獲得に成功。
特に不正対象期間の最終シーズン2017/18は、プレミアリーグ優勝、リーグカップ優勝、リーグ史上初の100ポイントを超える106ポインツを獲得し、永遠のライバルである、当該シーズン2位のマンチェスター・ユナイテッドに19ポイント差も引き離し優勝という、歴史的なシーズンを送るります。
さらに、その翌シーズンの2018/19には、FAカップ、リーグカップ、プレミアリーグ、コミュニティ・シールドの国内4冠を達成するなど、もはや向かうところ敵なし、スターをゲッツしたマリオのようなMUTEKI状態に突入していくわけです。
35件の「調査への非協力」
また次に問題視されているのが、35件の「調査への非協力」。
(Premier league)
報告によると、単に「資料を出すのが遅かったレベル」ではなく、2018年の調査開始から2023年の起訴に至るまで、シティが調査を止めたり妨害行動を繰り返したとされています。
2020年11月、仲裁廷はプレミアリーグ側の要求を認め、シティに資料を提出するよう命じましたが、シティは「その仲裁は認められない」として高等法院で争うなど、とにかく全てにおいて非協力。これがこれまで発表が長引いた理由と思われます。
さらに、独立委員の発表では、「組織的にプレミアリーグの調査を止め、妨害するための行為を行なった」と強い認定を受けています。
そのうちの一つが、「誰がアクセスしたかをシティ側が追跡でき、データをコピーできないサーバーに資料を置いたため、プレミアリーグ側の調査が大幅に遅れた」というものです。
当初のサーバーでは、プレミアリーグの調査担当者が資料を閲覧できても、文章をそのままコピーして別の資料に貼り付けることがで出来ず、調査にとんでもない時間を要することとなったと。
2026年3月のプレミアリーグの処分にて、チェルシーの違反が約£10の罰金だけで済んだのは、「自主申告と協力」が大きかったと言われています。
チェルシーは過去の問題を自らプレミアリーグに申告し、約20万件の文書を提出するなど、調査に極めて協力的だったため、制裁が軽減された形。
一方のシティは「我々は無罪!」と言い張り35件の非協力ともなると、そらぁ一生終わらないよ!!って話です。
シティはどのような制裁を受ける可能性があるのか?
さて、シティはどのような制裁を受ける可能性があるのか?
皆さん、ここが一番興味があるところではないでしょうか。
シティがルール違反を犯したと判断された場合に考えられる罰則ですが、プレミアリーグのハンドブックルールW.51によると、様々な選択肢が示されている模様。
制裁措置として、注意から罰金や減点処分、さらにはプレミアリーグからの追放まで多岐にわたるようです。
| 制裁 | 内容 |
|---|---|
| 警告 | 最も軽い措置。違反を認定したうえで警告 |
| 罰金 | 金銭的制裁。金額には上限がない形で規定 |
| 勝ち点剥奪 | 現在の勝ち点、または将来獲得する勝ち点から減点 |
| 試合出場・リーグ戦参加の停止 | 一定期間、リーグ戦への参加を停止 |
| 移籍禁止 | 規則に基づくその他の競技上の措置 |
| 補償 | 他クラブ・関係者への補償 |
| プレミアリーグからの除名 | プレミアリーグのメンバー資格を失わせることをリーグに勧告 |
この中でも、重い制裁を3点に絞り深掘りしてみます。
1. 罰金
文字通りの金銭的な制裁。
オエーシスのリアムのアニキが言っテタやつがこれですね。
Just been told by someone in a very very high position if we lose our appeal which we won’t we’ll be getting a FINE and TRANSFER BAN and that’s it so all you desperate neurotic SPUNKBUBBLES hush it up to ras MCFC LG x
— Liam Gallagher (@liamgallagher) September 27, 2026
偉い人が言ってたんだけどよ、俺らが裁判で負けたら(負けねーけど)うちらの処分は「移籍禁止」と「罰金」だけだってよ。ざまぁ。
今回のような巨額で長期間の違反の場合、天文学的罰金になる可能性大ですが、お金持ちだし、金満のプライドを懸けドーンと支払っちゃうんじゃないでしょうか。
同じ金満チェルシーも罰金だけで済んでるし、ワンチャンあり得なくもなさげ!
ですが、問題は「捜査に非協力」ってとこをどう見られるか。。。
2. 勝ち点剥奪
リアムのアニキには申し訳ないですが、現実的に「勝ち点剥奪」もありそうです。
何故なら、エヴァトン、フォレストがPSR違反により勝ち点剥奪という前例があります。
| クラブ | 違反 | 処分 |
|---|---|---|
| エヴァートン | PSR違反(2021/22) | 10点 → 控訴後 6点 |
| エヴァートン | 別のPSR違反 | 2点 |
| ノッティンガム・フォレスト | PSR違反 | 4点 |
エヴァトンとフォレストは「3年間で£105m」の損失を超えてしまったため、秒で減点されちゃいました。
ではもし「シティに勝ち点剥奪が科されるとしたら、何点くらいなのか?」
シティにもPSR違反があるとはいえ、今回の違反を包括的にみた場合、全くの別次元の罪状になると思われるので、エヴァトンやフォレストを基準にすることは出来ません。
またプレミアリーグには現在、「違反○億ポンドなら○点」という固定の制裁表がなく、独立委員会が違反の内容や規模、期間、悪質性、軽減事情などを個別に判断することになります。
単純に、エヴァトンが2つの違反で8点なら「4×114=456ですね?」とはならないわけです。
実際エヴァトンも控訴して10点から6点まで引き下げたところを見ても、「114件からどこまで下げられるか?」みたいなところも関係してくることでしょう。
フットボール財政の専門家 Kieran Maguire氏によると、エヴァトンやフォレストの減点に「ゼロを1つ足す規模」、つまり-40〜60点程度になる可能性が示唆されていますが、「何言ってんだ!-80点は必要」という人がいたりと、専門家の中でも意見が分かれるところとなっています。
つまりすべてはプレミア次第!そのくらい未知なる領域ということです。
でももし「40〜60の減点」だった場合、シティは何位くらいになるのか?
ちょっとシミュレーションしてみましょう。
シティの勝ち点剥奪をシミュレーションしてみた
それがこちら。
以上のように、これまでの平均を元にした場合、「60点減点以上」でようやく降格圏。
どうやら、減点50が運命の分かれ道となりそうです。
3. プレミアリーグからの除名
プレミアリーグ公式によると、重大な規則違反に対する制裁として「罰金・勝点剥奪」などに加え、最も重いケースではプレミアリーグからの除名が可能だとしています。
(Premier League)
ちなみに「降格」と「除名」は全く違う処分です。
降格は「順位による結果」として、そのままチャンピオンシップに降格するというものですが、「除名」は文字通り「順位関係なくプレミアから排除」という一番重い処分で、プレミアリーグ史上まだ一度も実施されたことがない最悪のシナリオとなります。
「○点以上違反したら自動的に除名」という明確な点数基準はないため、こちらも独立委員の裁量によるものとなります。
ちなみに、除名には特別決議が必要で、リーグ所属クラブの75%以上の賛成が必要。20クラブ全員が投票する前提であれば15クラブの賛成が必要となるので、シティを含まない4つのクラブが反対すれば却下というわけです。(明日は我が身…みたいなクラブが反対しそう…)
そして、ここからが最大の問題。
もしシティがプレミアから除名された場合どこへ行くのか?
これは、シティがプレミアを追放された場合「自動的にチャンピオンシップへ行く」という単純な話ではないようです。
そもそも、プレミアリーグから懲罰的に除名されたクラブが、その後どのカテゴリーに組み込まれたのかという明確な前例が存在しないため、これも全くの未知数。
一部では、シティがEFL(チャンピオンシップ)への加盟を申請し、その申請をEFLが審査する可能性も報じられてはいますが、これはあくまで可能性でしかなく、
除名が決まったとしても、その瞬間行き先が決まるわけではなく、チャンピオンシップなのか、リーグ・ワンなのか、あるいはさらに下のカテゴリーなのか、その行き先自体が別の判断に委ねられることになるようです。
また、シティが他のリーグへの加盟を申請しても、そのリーグに「ヤダヤダ!不正金満なんかと一緒にやりたくない!」という感じで申請を却下される可能性もあるようで、どうやら一筋縄ではいかない模様デス。
「グーナー&プロレス者」として想うこと
さて、グーナーの一人としてどう思っているのか?
俺のお気持ちを表明しておきたいと思います。
おそらく、ほぼ全てのプレミアサポの心の内は、
114!
114!!
114!!!
ビール一口飲んで、
うまぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
ねぇ、今どんな気持ち?どんな気持ち!?
というシバター的状態だと思いますが(だよね???)
陰謀論者の俺は若干毛色が違いまして、
え?
いつものアレでしょ?
というのが率直な感想。
最終何らかの圧でひっくり返るやつでしょ?
マジそんな感じで思ってます。
でも、それはそれでシッティらしいなぁと。
それとはまた別の感情として、
プロレス者の自分が、ここまで熱狂できた理由を考えてみるに、やっぱ「絶対的ヒール」であるシッティの存在がデカかったというのはあります。
超絶金満、どろっどろな漆黒の油まみれの、これぞ悪役!という絶対的ヒール。
やっぱプロレスってのは、憎たらしくて、倒したくて仕方ない「絶対的ヒール」がいてこそ、熱量が爆発するわけです。
でも別に俺だけじゃなく、こんな有罪判決が出る前から「シティやってんなー(死んだ目)」ってのは、シティサポ以外の人は薄々思っテタわけでしょ?(だよね???)
そらぁ強いに決まってんのよ。
ドーピングやってんだから。
だから、どのクラブも大苦戦だったわけで。
特にスタジアムの借金返済に追われテタ我々アーセナルも色々ギリギリで、俺もオイリーなピッチ、毎回マジでおっかなかったもん……。

両者の立ち位置をわかりやすく言えば、
ヴァンダレイ・シウバに立ち向かう桜庭和志の構図がドンズバ。

実際ヴァンダレイは興奮剤やってバッキバキ、もはや向かう所敵なしの状態で、「サクが止められるわけないよ…でも、ワンチャンあるかも…!!」っていう、このヒリヒリした感じ。
そんな中、そのワンチャンを狙い、油ギットギトのピッチで、一人ギュインギュイン切り裂いたおじさんとか、

突如覚醒したヤングガンのコクランの姿は未だ心に焼き付いてる。

タイトルからは、程遠いかもしれない。
それでも、クラブ愛だけを胸に、巨大な何かに立ち向かっていく選手たち。そこに若手が次々と覚醒……
もうね、これだけで美味い酒が何杯でも飲めたもんです。(老害)
直近で言えば、エティハドで謎にとろサーモンが退場させられ、アディショナル98分に追いつかれ、期せずして生まれた「Stay Humble」という概念。

もしこの試合がなかったら、この名言は生まれなかった。
そして我々は、より一層「Stay Humble」を追求し、貪欲にセットプレーを磨きまくり、
そして俺たちは、間に合ったわけです!
CHAMPIONS! North London reacts to the news from the south coast 🏆 https://t.co/rgG9dtt0Mj
— Sky Sports Premier League (@SkySportsPL) May 19, 2026
この22年ぶりの歓喜に!!
「長く助走をとった方がより遠くに飛べる」ってミスチルが言っテタように、長く苦しみ、幾度も困難を乗り越えてきたからこそ体感出来た、この圧倒的カタルシス。
これが、もし有罪判決の後だったら、「でしょーね」という、文字通りの「虚無」で終わっていたかもしれない。
でも、文字通り「間に合った」んですよ、俺たちは。
むしろ、アーセナルの優勝を見越していたんじゃないかと思うくらい、完璧すぎるタイミング。
俺にとってのアーセナルとは人生そのもの。
そして、人生とは伏線の回収。
アーセナルがこれまで紡いできた一つひとつの物語、そのすべての点が、この瞬間に一本の線としてつながった。
22年間の苦しみも、悔しさも、そのすべてがこの瞬間のための伏線だった。
だからこそ、これ以上ないカタルシスなのです。
それは、ドロドロと真っ黒な油まみれの絶対的金満の存在あってこそ。
そう思える俺は「プロレス者でよかった!」と本気で思うわけです。
しかしそれは、「判決が出るまで」の話。
有罪判決を受けてしまってからは、残念ながらそうはいかない…
魔法が解けたファンタジーほど、興醒めするものはない。。。
つーわけで、ここからは、可及的速やかに色々物事を進めていただければ幸いです。
じゃなきゃ、エヴァトン、フォレストが浮かばれないよ!!
ちなみに、一部界隈で「シティが抜けたらプレミア面白くなくなる説」あるようですが、確かに不正認定されちゃった以上、純粋に不正を楽しめなくなることは確定しました。
とはいえ、たとえ不正金満がいなくても、
レフェリーが総じてポンコツだったり、
【恐怖映像】リバプールのディアスのゴールが取り消された例の大誤審の音声が公式に流出したので字幕付きで。 一番頑張ってるのがオペレーター君という恐怖映像。思った以上のアンジャッシュ感とポンコツ具合を是非ご覧ください。 ↓それについて語った動画はこちら https://t.co/qKHTF1G6oL https://t.co/jLsgkfzaH6
— さる@gØöner (@saru_gooner) October 6, 2023
降格圏が首位勢ひっくり返すみたいな魔境すぎるリーグ、ただでさえエンタメ性が高いんだから、全くノーダメだと思います!!
UAEとイギリスの政治的問題…今後起きることとは?
冒頭触れたように、この記事を書いてる間に、新たなニュースが飛び込んできました。
🚨 Emirati officials have warned the UK Government that the severity of the ruling against Manchester City could impact the UAE’s appetite for future major investment and commitments in Britain, with the situation now affecting relations between the two countries. 🇬🇧🇦🇪
UK… pic.twitter.com/TXgqWLVeT2
— Transfer News Live (@DeadlineDayLive) October 2, 2026
アラブは英国政府に対し、「マンチェスター・シティに対するおかしな判決はUAEの英国における今後の大規模投資や関係に多大なる影響を及ぼすだろう」と政治的な圧。
アブダビがイギリス政府に政治的圧力。
改めて言いますが、今回シティが有罪になったからこのニュースが出てきたわけではありません。
有罪前からThe Athleticが報じていた内容なので、まさに「知っテタ」案件。国同士の案件だったからこそ、皆どうも出来ないことも薄々わかっテタ。
にも関わらず、今回プレミアが本気出したことに、一同驚愕したわけです。
さて、ここからはベジェニキ案件。
オイルマネーをジャブジャブ受け入れ、アブダビ資本との関係を深めながらマンチェスターの都市開発を進めてきた中心人物が、現在、労働党の党首であり、イギリスの首相を務めるアンディ・バーナム。
しかも、シティに100件を超える財務規則違反の有罪判決が出た直後、バーナムは「シティのオーナーを失うことになれば本当に心配だ」とまで語り、アブダビ側の投資を「現代のマンチェスターを築く上で非常に大きなパートナー」と評価している人物です。
フットボールクラブへのオイルマネーと、都市そのものへの海外資本。
この二つを切り離して考えることは、本当にできるのか。
もちろん、アブダビからの投資がマンチェスターの経済成長や再開発に大きな影響を与えたこと自体は事実。バーナム自身も首相就任後、UAE大統領に対してマンチェスターへの投資と、その「素晴らしい影響」に感謝しています。
だからこそ、今このタイミングでシティの問題が表面化したことには、なんとも言えない「答え合わせ感」があります。
かつては「マンチェスターを変えた成功の象徴」だったものが、今度は「その成功を、どこまで正当化できるのか」という問いを突きつけられている。
そして、その問いのすぐそばにいるのが、ほかでもないイギリス首相、アンディ・バーナムという皮肉。
だからこそ、ひっくり返る可能性は十分にある。
しかし、ひっくり返ったその先に、プレミアの未来はあるのか?
これはもはや、イングランドフットボール界だけの問題ではない。
「これまでの成功を、どこまで許容するのか」
その答えが今、イングランドフットボール界だけでなく、英国政府の喉元にまで突きつけられているのかもしれません。
まぁでも、今季万が一シティが優勝しちゃっても、全宇宙のプレミアサポが白けるだけだと思うので、色々早め早めでお願いしたいところ。ではありますが、
「やる前に負けること考えるバカいるかよ!」とバカリ、最強の弁護士軍団を雇いこの判決に挑むと言われているシティであります。
一体全体どーなることやら…
まぁでも俺思うんだけど、マジで「Mr.オリンピア」みたいなスーパーリーグを作って、ドーピングクラブによるバケモノ同士の試合をやればいいのではないか?
これで全て解決!!
長文駄文読んでいただきありがとうございます。(マジ長すぎたな)
でも、そんだけの、最初で最後の一大スキャンダルってことで!


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