
昇格から10試合で18ポイントを獲得したサンダーランド。
誰も予想しなかった快進撃の中心にいるのが、この漢グラニト・ジャカ!
そして週末我々アーセナルはそんなジャカと対戦…
というわけで、大一番を前に、The Athleticにジャカの良記事があったので、ご紹介します!押忍!!
( The Athletics )
グラニト・ジャカ「最悪で最高の日」
アーセナルは俺の心の中にあるクラブだ。
7年間も在籍したんだ。それは特別なことだ。
もちろん、新しいクラブで初ゴールを決めるのは特別な瞬間だ。
でも、俺は得点のために呼ばれたわけじゃない。それ以上にやるべきことがある。
ここ(サンダーランド)に初めて来た日のことだ。このドアをくぐった瞬間、“あぁ、ここが自分の居場所なんだ”と感じたんだ。
最初の印象はとても大事だ。ドレッシングルームに入ったときにポジティブな空気を感じられるか。それが、チームを作る第一歩になる。
ミケルが来た初日、あれは忘れられない。
部屋の椅子はバラバラで、ケイオスそのものだった。
彼はスタッフ全員を集めてこう言ったんだ。
「外から見たら、こう見える。バラバラだ」って。
それから椅子を全部整えてこう言った。
「毎日これでいこう。整っていよう」と。
その日からすべてが変わった。
トレーニングの質も、準備の姿勢も、チームの意識も。
彼と働けたことは、俺のキャリアの中でも特別な経験だ。
彼はフットボールをまったく違う角度から見ている。

だが、アーセナルでの7年間は決して平坦ではなかった。
カードに彩られた日々。そして、2019年のあの出来事――。
ホームスタジアムでの激しいブーイング。
キャプテンマークを外し、ユニフォームを脱ぎ、沈黙のままピッチを後にした。
その瞬間、すべてが終わったと思った。
だが、終わりを変えたのもまたアルテタだった。
正直、すでに荷物はまとめていた。
新しいクラブとも話をしていた。
でも、ミケルは俺を呼び出してこう言ったんだ。
「君はここにいるべきだ」と。
その瞬間、彼の言葉を信じることができた。
2019年、彼は俺を救ってくれた。
人としても、選手としても。
6万人が俺に敵意を向けた。それは人生で最悪の日だった。
と同時に、最高の日でもあったと言える。

彼はそこから多くを学んだ。
仲間を信じること。
家族の支え。
そして――新しい自分の作り方を。
もしあのときアルテタが現れなかったら。
ロンドンを去り、レバークーゼンでの成功も、サンダーランドでの今も、存在しなかっただろう。
人は簡単には戻れない。
罰を受け、居場所を失い、別の道に進むしかなくなる。
でも俺は戻れた。
家族と、仲間と、そしてミケルのおかげで。
2022–23シーズン、アーセナルは84ポイントを積み上げながらタイトルを逃した。
惜しかったね。
でもミケルは毎年チームを前進させている。
今のアーセナルを見ても何も驚かない。あの人のやり方を知ってるからね。
今週末、サンダーランドのキャプテンとしてアーセナルを迎える。
リーダーシップを疑われた男が、今やリーダーそのものだ。
キャプテンってのは“演じる”ものじゃない。自分を偽らず、日々の態度で示すこと。
それができれば、自然と周りが認めてくれる。
アーセナルの優勝争いは現実だ。
サンダーランドの希望もまた現実。
そして、グラニト・ジャカの存在感も、まぎれもない現実なのだ。
ジャカの漢気と愛
そんなジャカが、アーセナルとの大一番を前に、こうも語っています。
Once a Gooner, always a Gooner
Granit Xhaka explains why he will not celebrate if he scores against Arsenal.#StanSportAU #PremierLeague pic.twitter.com/VG9nYe4DK1
— Stan Sport Football (@StanSportFC) November 7, 2025
ゴールを決めたら?
セレブレーションはやらない。
俺はこのクラブで7年間素晴らしい時間を過ごした。
クラブへの敬意を込め、それは絶対にやらない。
アーセナルを倒すということは、めちゃくちゃデカいことなんだ。
もちろん彼らがとんでもなく強いことはわかってる。
でも何が起こるかはわからない。
本当にこの対戦は楽しみだね。
とにかく、一歩ずつ着実に前に進み、改善すべき点を洗い出して、確実に高めていく
それだけだ。
最後に

まさに「Once a Gunner, Always a Gunner」を体現したインタビューの数々。
改めて、「ジャカとは、最高の漢である!」を実感した次第です。
そんなジャカがキャプテンを務めるサンダーランドは、第10節を終了した段階で勝ち点18。リバポーと同率で4位につけています。
序盤とはいえ、黒猫がこの位置いると予想したやついる!?
いたら出てこい!!なんか奢ったげるから!!!
ってくらい、とんでもない偉業っすよ。
これもひとえに、ジャカの「闘魂注入」の賜物だと断言!
夜ごと、心の拳で仲間たちを奮い立たせ、傷だらけの背中でチームを導いているに違いない。
それができるのは、アーセナルで“地獄と栄光”をくぐり抜けた男だからこそ。
そう、今の黒猫はまさに、
魁!!グラニト塾 !!
とにかく明日は、
ジャカを見て哭け!!
そして俺はジャカのシャツを着る!!!
だが絶対ゴールだけは許すなよ。絶対にだ。
ジャカに魅せてやろうじゃないか。
俺たちが積み上げてきた、最高のアーセナルを。


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