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控えに収まらなかった男 ヤクブ・キヴィオルの移籍にあたり

出会いがあれば別れもある。

この夏俺たちのキヴィは、シーズンローンでFCポルトへ移籍することになりました。

買い取りオプションが付いていることから、事実上の「片道切符」と言えるかもしれません。

2023年1月、イタリアからアーセナルに来た頃は、ミーアキャットみたいな感じでねぇ、

すぐに愛されキャラになったんだけども、

取り巻きが取り巻きでさ、

「ミーアキャットの仮面を被ったヤカラ説」が俺の中で出たのがまるで昨日のことのように思い出されます。

その後「スプリントチーム最速説」も出たりとかして、それだけでロマン溢れる漢でした。

でもやはり、ビグガブがいるとなかなか出番はなく…

確かに入団当初、不安なところはあったと思うよ。

でもしょーがないよ。

プレー時間が圧倒的に少ないんだから、それでフィットしろって方が無理だってば!

しかし、そんな状況下でも腐ることなく、日々のトレーニングで着実に力を磨き、昨季は先発でも途中投入でも確かな結果を出すまでになっていました。

自信を持った奴は強い。

ミーアキャットのような仮面は、いつしか闘う漢へと変貌を遂げていました。

そして迎えたCL準々決勝のレアルマドリード戦。

このビッグマッチで、キヴィはビグガブを凌駕するような圧巻のパフォーマンスを魅せ、08-09シーズン以来となる準決勝進出の立役者となったのです。

キヴィがいなきゃアーセナルはこの位置にはいない

これだけは譲れない俺の確信。

出場機会が限られると気持ちが折れたり、パフォーマンスが落ちる選手は多い。けれどもキヴィオルだけは、そんな影を一切見せなかった。

どんな緊急事態に駆り出されても、先発組にも見劣りないプレーで俺たちを救ってくれる、プロフェッショナルの鏡のような漢でした。

そんなキヴィがついにチームを去る。

ビグガブがいる限り、彼は永遠の二番手。

それでもポジション争いを戦いたい。

そう言ってくれていたキヴィ。

そんな彼はこんなコメントをしていたようです。

さよならを言うタイミングが難しかった。

もし事前にその日が分かっていたなら心の準備もできたと思うけど、最後の最後まで分からなかった。

ロマーノが『Here we go』と投稿し、その瞬間からお祝いのメッセージや電話が次々に届き始めた。ちょうど練習に入ろうとしていたときで…選手たちも携帯でそのニュースを見て、色々訊かれた。

でもまだ何が起きるか分からなかったこともあり、その場で別れを告げることはしなかった。そしてその翌日、正式に別れを言える状況になった。

ピッチに行きチームメイトや監督に挨拶をした。そしてみんなが花道を作ってくれて…でもそれは本当に辛い瞬間だった。

全員にお別れを言えず、何人かに電話をかける必要があった…

俺にとって君は、最高のバックアッパーだった。

いついかなる時も、全身でプロフェッショナルを示してくれた最高の存在。

でも君はバックアッパーで収まるような器じゃないんだよ。

それは既にアーセナルで証明済みのはず。

ミーアキャットの仮面外して、思い切り暴れてこい。

そして必ずレギュラーを掴み取れ。

それが君を応援していた人間への一番の恩返しになるのだから。

君ならできる。絶対に。

P.S.

多くの選手が出待ちを通り過ぎる時代にあっても、彼だけは路肩に車を止め、誠実にファンサを続けるような漢でした。

そしてその時だけは、ずっと、ミーアキャットみたいだった…

キヴィ、ありがとう。

彼のフットボール人生に幸多からんことを。

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妄想記事を描いている猿

アーセナルのせいで日本に帰国できなくなった非国民、出家信者。「妄想8割・ガセ2割」をモットーにアーセナルのエア情報を垂れ流す意識低い系ブロガーとして、日本人グーナーのメディアリテラシー向上に貢献すべく、ほぼ毎日ブログを更新中。

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Arsenal (アーセナル) 猿のプレミアライフ

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