移籍市場最終日、この夏のラストピース、第四のマルティン着弾。
その漢の名は、ピエロ・インカピエ。
ピエロ・インカピエ アーセナル着弾!
Ready to give his all ✍️ pic.twitter.com/XBq8tjSnmL
— Arsenal (@Arsenal) September 1, 2025
8月26日くらいから噂にあったバイエル・レバクーゼンのDF、第四のマルティンことピエロ・インカピエが、移籍市場最終日に発表されました。
The final piece of the puzzle 🧩
Piero Hincapie is a Gunner 🤝 pic.twitter.com/eqLasc4AVz
— Arsenal (@Arsenal) September 1, 2025
ちなみに第四のマルティンとは、彼の本名ピエロ・マルティン・インカピエ・レイナ。ウーデゴール、ラヤ、ズビメンディに続き、アーセナル4人目のマルティンとなります。
またこの移籍は、完全移籍ではなく、”買取義務付き”のローン移籍。
完全移籍時の買取額は約£45m(€52m)と報じられていますが、今回のローン料金が£5m、来季買取時に残額£40mを支払う構成となっている模様。
一見すると、ラヤを獲得したのと同じ、買取前提のスキームのように見えますが、ラヤの場合は「買取義務」ではなく「買取オプション」。一見同じようですが、若干違うようなので、それについては別記事で深掘りします。
またこの他に、完全移籍時には10%のSell-on条項も含まれ、選手が再度移籍する際にレバークーゼンへ利益が入る仕組みも組み込まれています。
背番号は、コロ、フェル様、初代ガヴ、パピー、パーティ、否!キーオン師匠の意を継ぐNo.5。
No.5はある意味CBのエースナンバー。
思いっきり暴れてこい!
第四のマルティン ピエロ歓喜の言葉
四人目のマルティンから、サポの野郎どもにメッセージです。
(Arsenal.com)
新しいチームメイトとできるだけ早く馴染んで、良いシーズンを送りたいと思ってます。
このクラブでタイトルを勝ち取りたいし、自分の名を刻みたい。そして爪痕を遺したい。とにかく良いスタートを切ること、それが一番大事だと思ってます。
レバークーゼンではグラニト・ジャカと共にプレーしており、アーセナルについて彼と会話をしたこともあったようだ。
彼とはよく話をしていましたが、ほとんどアーセナル以外のことでした。でも一度だけアーセナルについて聞いたことがあります。
その時彼は、このクラブの素晴らしさについて話してくれました。そして在籍していた時の感覚についても。その会話は本当に心に残っています。最近もメッセージを送ってくれ、常にアーセナルの良い面バカリを話してくれます。
センターバックと左サイドバックの両方をこなせるピエロは、代表チームでもすでに46試合に出場し、2度のキャプテンを務めている。インターナショナルブレイクを前に、今季に向けての抱負を語っている。
自分がこのクラブに勇気をもたらせると思っています。やるべきことをしっかりやり、自分の持ち味をこれまで同様に示し、このクラブのために全力を尽くしたい。
本職はセンターバックです。サイドバックでも多くの試合に出ましたが、自分が一番力を発揮できるのはセンターバックだと思っています。スピードがあり、ボールを運ぶことも好きですし、ピッチ上ではリーダーシップを発揮したいです。
自己紹介
🐶 Favourite breed of dog
🤔 All-time Gunners great
💭 Arsenal ambitionsIt’s time for Piero Hincapie to take on Quickfire Questions 🎙️ pic.twitter.com/f0ZCJoA7BA
— Arsenal (@Arsenal) September 2, 2025
名前は?
ピエロ・マルティン・インカピエ・レイナ
プレースタイルは?
めっちゃアグレッシブでかなりカタい
好きな犬は?
フレンチブルドッグ
アーセナルで好きだった選手は?
ティエリ・アンリ
休みの日何してる?
リラックス、それとプレステ
あなたの三つの強みは?
規律を重んじ、ハードワーク、そして魂(ダマシイ)
好きなエクアドル料理は?
El encocado de mariscos (エクアドル版海鮮丼みたいやつ)
アーセナルでの目標は?
このシャツでたくさんタイトル獲りたいです
今日は何をした?
たくさん!このクラブのためにやり切りました
ジャカが遺した“言葉の遺産”
無敗を知る漢がバイエル・レバクーゼンから着弾。それが、第四のマルティン、ピエロ・インカピエ。
カップ戦など、今後モスケラとのタッグが基本になると思いますが、ビグガブ&サリバの緊急時にも対応出来る体制となりました。
また、アーセナル移籍を決断するうえで、元アーセナル主将グラニト・ジャカの存在は大きかったと言えます。
レバークーゼンでチームメイトとして共に戦った時間を通じ、ジャカはアーセナルで過ごした日々やクラブの雰囲気について、常にポジティブな言葉を口にしていたようです。
インカピエはその話を心に留め、いつしか「自分もこのクラブの一員になりたい」という思いを強めていったのではないでしょうか。いや、そうに違いありません!実際に今回のインタビューでも、彼は「ジャカはクラブの素晴らしさを語ってくれた」と明かしています。
元キャプテンが遺した“言葉の遺産”が、新たな世代の選手をエミレーツへと導いた。この流れは、アーセナルがクラブとして持つ魅力の強さを証明していると言えるでしょう。
というわけで、ジャカありがとう。
そして、ピエロ、
Welcome to the Arsenal!!
その無敗の闘魂を、是非我々に注入して欲しい!
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