「勝ちの価値観」プレミア16-17 マンチェスター・ユナイテッド v アーセナル

Manchester United 1-1 Arsenal

Sat 19th Nov 12.30 Old Trafford

スターティング: 今季も始まっちゃったから本腰入れて更新しなきゃ！

アレク

ラムジー　高田先生　瀬尾君

エルネニー西島　番長コケリン

ナチョ　コッシー　ムスタヒ　ジェンコ先輩

とにかく守護神ペトルチェフ

■ゴール: ジルー師（89) / マタ（68)

■交代：
73 西島さん → ジルー師
80 番長コケリン → シャカ
83 ジェンコ先輩 → チェンボ

■レフェリー: Andre Marriner 75,264

■メモ: 230 3 84

 
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まさかの二週連続、ランチタイムキックオーフ！

という大人の事情のせいで、早朝4時半起床・・・。

ったく・・・。

田舎すぎんだよっ！

だがしかし、「早起きは三文の徳」的なヤツ発動。

早朝からバリヤード様を拝む事ができました。

【定期】ファッキンマッチデイ！ロンドンからおはようございます。早朝のバリヤード様

@saru_goonerが投稿した写真 – 2016 11月 18 9:40午後 PST

ありがたや〜・・・。

つっても、一日三匹位出るんで、それほど・・・。

 

そのようなわけで、当然朝飯はバスの中で食べるわけですが、

テスコの売れ残りたまごサンドをいっただっきまーす。
（テスコとはイギリスではわりと幅を利かせてる、超大手の激安B級スーパー）

アウェーバスの中、食べるべきか食べざるべきか…うん、やっぱ下げすぎはいくないと思うの。

@saru_goonerが投稿した写真 – 2016 11月 18 9:55午後 PST

16ピー（日本円にして大体20円感覚）

THE 半　信　半　疑　！

 

でもまぁ、さすがに毒とか売ってないっしょ！

最大手の激安スーパーだもの！

 

と「自己暗示マイセルフ」、瞳を閉じながら口に入れるとあら不思議・・・。

心なしか少し酸っぱい・・・。

 

ビネガーかな！

ビネガーなのかな！

 

と思いながらもぐもぐ食べていると、事情通の方からこんなツイートが。

テスコの売れ残りはマジでヤバいんでやめといた方がいいです。

食べちゃったなー・・・

俺食べちゃったなー！

 

そういえば最近ツイッターでこんな微笑ましいエピソードがあったようですね？

猛毒魚を食べる直前、Twitterで命拾い 「ピピピって音なかったら即死だった」

ざっくりまとめると、釣り人がツイッターに謎の魚の写真をアップして、「これからこれ食べまーす！」とツイートしたところ、直後「それ毒魚。食べるな危険！ダメ。ゼッタイ。」というリプがすげえきて、命拾いしたっていう話。

 

俺もこれかな！

これのたぐいなのかな！？

 

と思ったけど時既に遅し・・・喰べちゃったよ。。。

そういえば心無しか腹がゴロってきたような気が・・・。

 

いやぁここだけの話っスけど、俺すげえメンタル弱いんスよ。

どれくらいかっていうと、健康診断で血圧を測る際、「ここ病院だ」って考えるだけでMAX200超えるくらい。
そして一ヶ月後検査結果が出て、どっかの臓器が「〜の疑いあり。要精密検査」って書いてある文言を見た瞬間血の気が引いて、その場にすーっと落ちる。みたいな？（これ全部実話）

なので、健康診断のないこの国は俺にすげえフィットしてるんですが、そういう「食べちゃダメ。ゼッタイ」って聞くだけで、リアルにヤバい方向に逝っちゃう傾向があるっていう。

そんなわけで、マジで腹がゴロゴロしてきました・・・。

でもそんな時俺は思い出すのです。春の風が薫る前の、ある晴れた日の出来事を・・・。（遠い目）

 

それは今からウン十年前、俺の三年間の集大成、高校の卒業式での出来事でした。

卒業生は各々の教室前で整列し体育館へリングインが慣例。俺も寒さをこらえながら廊下でスタンバっていたのですが、一向に進む気配がなく手足がブルブル震え始めてきます。

この三年間特にこれといって楽しかった想い出や、何かに未練とかも別にない俺です。

あぁ、帰りてぇ・・・。

緊張の糸が切れたその瞬間、心の隙間に赤い悪魔が入り込んで来てこうささやいたのです。

 

「お前はトイレにいかなくていいのかい？逝かずにこれから2時間生きていけるのかい？ケヶヶヶヶ」

 

はい、はっきりとそう聞こえました。

 

はうあっ！トイレ・・・！

 

時既に遅し。

「はい、卒業生入場しまーす」の声。

 

その後は地獄でした。

「ヤバい！2時間トイレにいけない！」と思った瞬間ジワジワと腸内を浸食してくる痛み。と同時に滴り落ちる冷や汗。

雪もようやく解けたバカリのこの時期の体育館は想像以上の極寒。謎の大型ファンをフル回転させ、いくら温風を送りこんでも、その恩恵を受けているのは端に陣取ってる教師陣バカリ。スカッドのど真ん中に位置している俺には焼け石に水。

そんな中永遠繰り返される、起立と着席という地獄の儀式。

ようやく椅子が体温で暖まったと思ったら立たされ、座れの合図で襲いかかって来るキンキンに冷えた椅子。。。

地獄でした・・・。

 

しかし俺は勝ちました。

この地獄の2時間を耐え抜いたのです！

その瞬間、明らかに他の卒業生とは違う達成感を経た俺の目からは、キラリと光る七色の粒が流れていたのは言うまでもありません。

そしてこの「2時間の聖戦」は、今の俺を形成する血肉となり、生き馬の目を抜く現代社会を闘っていくうえでの大いなる自信と希望を与えてくれたのでした。

 

って、ことだから、こんくらいどってことないよ！

大丈夫大丈夫！！！（脂汗）

どっかのドライブインで止まんだろ・・・。

 

という5時間の戦いを経て、

よーーーーーーーーやく到着クソ田舎。

スタジアム脇にこんなんあったの初めて気づいたけど、

リバポーハウス？

舐めてんの？

いーぞいーぞもっとやれ。

 

そしてスタジアムのほぼほぼ敷地内にあるようなホテル。その名も、

ほてる ふっとぼーる

 

うちの田舎に「タマゲリータ」っていうイタ飯屋があるけど、そういうたぐいのやつかな？

そうなのかな？

味は特にたまげなかったけど。

でも田舎のそういう感性大事！ウン！

 

オールドトラッフォード正面。

 

スタジアム正面にデカデカと掲げられている、香川氏の負の遺産。

引くに引けなくなってしまった日清様に同情を禁じえません・・・が、

こおkイギリスでも、とっとと中国語表記でないカップヌードル売って下さい。

 

中にはいると選手がアップしていたのですが、記事にも書きましたがチェフがロングスローの練習中。

↓詳しくはこちらの記事を参照していただきたいのですが、
チェフのロングスローが凄い！しかし世界はもっとアレだった件

 

めっちゃ飛ぶやんー。

 

さぁ今日のOTは天国かな？地獄かな？

アーセン・リスペクト・ヴェンゲル v ジョゼ・スペシャルワン・モウリーニョ

開戦です。

勝つという事

選手入場。

OT選手入場時、アウェースタンドの熱量はホームエミレーツの100倍。

これがWHLなら1000倍と言っても過言ではありません。

そういうヤバい熱が、アウェースタンドに渦巻いています。

 

そんなアウェースタンドからは、当然、

F@ck off Mourinho♪

や、

You’re Not Special Anymore♪

など、スペシャルワンを讃える賛歌が続々。

マジリスペクト。

 

そして最終的には、これがこうなりました。

You’re Not Special You’re C@nt！

 

その辺のチャント詳細はこちらをご覧になってね♪
ArsenalチャントVol.21 You’re Not Special Anymore♪

 

そして肝心の試合ですが、、、

第二戦から16戦無敗のアーセナルは、ジルー師ではなく、バンデージを巻いたアレクが先発ゼロワントップ。そしてサイドはイウォビではなく、ボスの申し子アーロン・ラムジー。そしてミニサプライズとして、番長とタッグを組むのはシャカではなくエルネニー西島！

一方スペシャルワンサイドは、累積ビッチ、二日酔いルーニーに代わり、ラシュなんちゃらと、マル・・・マルちゃん、子供二人を投入。でもね、俺は忘れちゃいねえですよ。あの子供の怖さを。昨シーズンアイツら二人にフルボッコされたあの恐怖を。。。

そういう意味では優勝請負人ビッチなんかよりかなり不穏。また、どういう風の吹き回しか、チェルスキー時代カラッカラになるまで干しに干しまくったマタをまたまた先発起用。

しかしこれがドはまりでしたね。

しょっぱなこそ互角っぽい展開が続きますが、徐々に暗雲立ちこめるアーセナル。

しかしこれぞOT。

選手の精気を奪ってゆく謎の魔力が秘められた、アーセナルにとってはまさに鬼門のスタジアム。これぞOTなのです。

そしてそんな予感爆発、スコアレスで迎えた後半68分、マイナスのクロスに勢い良く走り込んで来たマタ、左脚で押し込みユナイテッド先制チーン・・・。

 

あれあれあれ？ノーマークだから。

それダメなヤツだから。

えーと、誰だ？くれぐれも反省するように。

 

しかし、アレですなぁ・・・散々干しまくった選手に救ってもらえるとか、

スペシャルワンはまだ持ってる！

感謝しろよな、干し過ぎてしなびかけたマタさんに。

 

さぁ後はもう攻めるしか手の無くなったアーセナル、ゴール前でちんたらパス回ししてる場合じゃないよ！というサポの悲鳴が聞こえたのか、守りの要である西島さんと番長、さらにはジェンコ先輩まで下げ、シャカ、チェンボ、ジルー師を投入するという超攻撃的布陣を形成。

がしかし時間だけが過ぎてゆき、今宵も「オールドトラッフォードの呪い」発動か！と思われたその時でした。

89分、代わったチェンボ、変化でDFを抜き去り高く放り込んだクロスに、ジルーの頭がドン・ピシャリ。

 

それでは何度でも、アーセナル優勝の瞬間をご覧ください。

 

久々キチガエました。

ありがとうございました。

 

それにしても、ジルーよ・・・。

今季は何度助けてくださるというのですか・・・。

アレクに先発を奪われ、それでも腐らず結果を出す。

ゴール後の「目閉じパフォ」には、えも言われぬ強い信念みたいなものが垣間見えたような気がします。

とにかく、

土橋さんから変なアドバイスを吹き込まれない事だけを祈ってやみません・・・。

 

そんな劇的ジルーのヘッドで、因縁のスペッシャル対決は1-1で幕。

ここOTで10年以上ぶりの勝ちを収める事は出来ませんでしたが、優勝出来た事は大いなる自信になるのではないでしょうか？

ていうか、これが2、3年前なら間違いなくこのままズルズル負け試合。「魔の11月」という事を鑑みても我々は勝ったのです！

いやもつろん、「勝ってねーよハゲ！」という方もいらっしゃる事でしょう。

だがしかし、

少なくとも俺は腹痛に勝った！

 

さて、この試合ラムジーのパスミスポジショニング等々が散々アレされてまして、こんなツイートが流れて来たのですが、、、

Arsene Wenger trying to fit Aaron Ramsey into the Arsenal team pic.twitter.com/RDuLaMifQN

— Memz (@AFCMemz) 2016年11月20日

ヴェンゲルがラムジーをアーセナルにフィットさせようとしている図

 

えーとこれはアレですか？

 

アレですね？

 

ラムジーが規格外ってことですね？

 

 

よし、とりあえずパリ戦勝って一抜け逝くぞゴラ！！！

 

 

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